第4回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事概要について
日時: | 平成26年3月12日(水)14:00~15:30 |
会場: | 島根県職員会館健康教育室 |
出席者: | 審査委員(安食審査委員長(畜産振興協会事務局長)ほか5名)県関係者等出席 |
議事
- 認証審査(トマト1件)について
○農産部会より説明- 不適合項目なし。
- 選別作業にあたる作業員は手洗いだけでなく、食品用手袋も着用しているか。
トマトは生食するので、食品用手袋も着用すると、衛生管理面でさらに良い取組となる。
認証適当 - 認証更新審査(生しいたけ(原木栽培)1件、肥育牛1件)について
(1)生しいたけ(原木栽培)
○林産部会より説明- 不適合項目なし。
- 申請書における生産出荷計画では、4年後の原木本数は同数なのに、出荷数量が増える計画となっている理由はなぜか。
→技術向上や出荷率向上により同じ原木数でも出荷数量が増える計画としている。
- しいたけの菌種を鳥取県から入手しているのはなぜか。
→一般財団法人日本きのこセンターから入手。全国各地へ事業展開している法人。なお、(有)奥出雲椎茸が地元で採取した菌種を育種している事例もある。
- 菌種によって収量等に差が出るのか。菌床栽培のきのこと食味が異なるのか。
→菌種ごとに特徴があり、また栽培方法によっても品質や収量に差が出る。
原木栽培のしいたけは香り、食味に優れており、肉厚である。
消費者は料理によって、原木栽培・菌床栽培のしいたけを使い分けている。 - 原木は何年使うことができるのか。
→ハウス栽培で、原木を浸水して発生させる作型のため2~3年程度。
通常の露地栽培であれば、5年程度。
更新適当
(2)肥育牛
○畜産部会より説明- 不適合項目なし。
- 年間出荷頭数はどのくらいか。その出荷先は。
→申請書における現状の出荷頭数によると、約2,900頭。
出荷先は東京へは定期的に出荷。地元食肉公社へは毎週。
更新適当
- 監査報告(米6件、青ねぎ1件、茶1件、ブルーベリー1件、柿1件、いちじく1件、トマト1件、肥育牛1件、肉用鶏1件)について
○農産物部会、畜産部会より説明適正管理を確認したことを報告。
なお、米と青ねぎにおいて指摘事項があったが、是正され、適正管理を確認したことを報告。特になし
- 平成26年度監査を省略可能な案件について
今回の認証審査委員会において審査対象であった下記認証取得者においては、「安全で美味しい島根の県産品認証制度実施要綱」第15条第2項により、平成26年度の監査を省略することができるものと判断した。- 有限会社ゆいの里美都、三浦淳蔵、有限会社三隅町農業支援センターみらい(米)
- 株式会社吉崎工務店(原木栽培きのこ)
- 株式会社松永牧場(肥育牛)
- その他(情報提供)
有限会社隠岐海鮮舎が、いわがき生産事業の廃止により認証取り下げ届を提出。受理したことを報告。
報告事項等
事務局から、PR活動の実績と今後の計画などについて報告。