令和4年度第2回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について
日時:令和4年10月25日
会場:島根県庁東庁舎1階 島根県人権啓発推進センター内研修室
出席者:審査委員5名、県担当者
会場:島根県庁東庁舎1階 島根県人権啓発推進センター内研修室
出席者:審査委員5名、県担当者
議事
1 新規審査
1-1 審議対象21件(農産物19件、林産物1件、畜産物1件)について、事前資料送付により説明。
1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・(委員)米のアピールポイントについて。「1.9mm網目で大粒に選別」との記載が何件かに見られるが島根県産米は全てこの基準ではないのか。
(事務局)他県産米との差別化を図るため、一般的に1.9mm網目が利用されている。県外への販売を想定される場合においてアピールできるポイントと考えている。
・(委員)収量について。現状と認証取得後4年目で栽培面積が変わらないのに収量が倍になる根拠は何か。
(事務局)申請者は新規就農者であり、栽培技術向上により反収向上を目指していると思われる。
・(委員)土壌リスク評価について。年1回以上のリスク評価、リスク評価の結果の記録について、具体的な記載要領を確認させてほしい。
(事務局)記載要領はないが、参考帳票に沿ってリスク評価されている方が多い。帳票を必ず使用したいといけないわけではなく、実際の記録は申請者によって異なる。
○審査結果
21件承認。
2 監査報告
2-1 報告対象71件(農産物63件、水産物5件、畜産物3件)について、農産部会・水産部会・畜産部会から報告。
《農産部会》
監査において生産工程管理基準の不履行が確認され認証一時停止とした3件のうち2件は、適切であることを確認後、一時停止を解除した。
《水産部会》
監査2件実施し、適切であることを確認した。
《畜産部会》
監査8件実施し、適切であることを確認した。
2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・(委員)2.10.2に関する是正報告について、食品安全危害要因に「病原性大腸菌の感染の恐れ」とあるが、農産物に対するリスクとしては、「病原性大腸菌による汚染」が望ましいのではないか。
(事務局)ご指摘のとおり。修正、差し替えを行った。
・(委員)災害が発生したケースについて2.2.4で評価しているが、その他災害に関するチェック項目はあるか。
(事務局)災害に直接関係する項目は2.2.4のみ。栽培、収穫、農産物取扱い工程の各工程において災害リスクが認められれば、それぞれ記載する場合もある。農業分野でのBCP対策は国際水準GAPガイドライン準拠確認の際に、美味しまね認証でも検討するよう手引きを改訂しているところ。今後基準改定の際にはBCP対策を盛り込むことも検討が必要と考えている。
・(委員)監査での指摘事項がいつにもまして多い。継続的なケアへの取組が一層必要だと感じるがどうか。
(事務局)補助事業要件化で認証取得期限があり、基準の理解を深める前に認証取得に向かっ
たケースが増えていることが指摘増加の要因の1つ。今年度は認証取得者へのフォローアップ
に重点を置いた指導を行っている。
3 その他
《畜産部会》 JGAP差分審査要領(畜産物)の施行について
・畜産物については、これまで差分審査に関する定めが無かったが、昨年度県内初となるJGAP
認証取得農場が誕生したため、このたび要領を作成。
・JGAP(家畜・畜産物)のうち、「重要」及び「努力」の項目のうち美味しまね上位基準で求めている項目を確認することで差分審査とする。
《農産部会》 認証産品において使用履歴のない農薬成分が検出された事案について
・残留農薬検査により、使用履歴のない農薬(殺虫剤成分)が基準値以下ではあるが検出。認証
品の出荷一時停止、原因究明の結果、隣接ほ場からのドリフトの可能性大。網の設置、農薬散布時の立ち会いにより対策をしていることを確認し、認証品として出荷再開された。
・《事務局》 委員に事前送付する審査・監査案件資料について
現在、チェックリストの中から不適合事項のみ切り出してPDFで送付しているが、手間がかかり審査委員への送付遅延につながっていることから、今後チェックリストをそのまま送付することとしたい。
→全員了承。
1-1 審議対象21件(農産物19件、林産物1件、畜産物1件)について、事前資料送付により説明。
1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・(委員)米のアピールポイントについて。「1.9mm網目で大粒に選別」との記載が何件かに見られるが島根県産米は全てこの基準ではないのか。
(事務局)他県産米との差別化を図るため、一般的に1.9mm網目が利用されている。県外への販売を想定される場合においてアピールできるポイントと考えている。
・(委員)収量について。現状と認証取得後4年目で栽培面積が変わらないのに収量が倍になる根拠は何か。
(事務局)申請者は新規就農者であり、栽培技術向上により反収向上を目指していると思われる。
・(委員)土壌リスク評価について。年1回以上のリスク評価、リスク評価の結果の記録について、具体的な記載要領を確認させてほしい。
(事務局)記載要領はないが、参考帳票に沿ってリスク評価されている方が多い。帳票を必ず使用したいといけないわけではなく、実際の記録は申請者によって異なる。
○審査結果
21件承認。
2 監査報告
2-1 報告対象71件(農産物63件、水産物5件、畜産物3件)について、農産部会・水産部会・畜産部会から報告。
《農産部会》
監査において生産工程管理基準の不履行が確認され認証一時停止とした3件のうち2件は、適切であることを確認後、一時停止を解除した。
《水産部会》
監査2件実施し、適切であることを確認した。
《畜産部会》
監査8件実施し、適切であることを確認した。
2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・(委員)2.10.2に関する是正報告について、食品安全危害要因に「病原性大腸菌の感染の恐れ」とあるが、農産物に対するリスクとしては、「病原性大腸菌による汚染」が望ましいのではないか。
(事務局)ご指摘のとおり。修正、差し替えを行った。
・(委員)災害が発生したケースについて2.2.4で評価しているが、その他災害に関するチェック項目はあるか。
(事務局)災害に直接関係する項目は2.2.4のみ。栽培、収穫、農産物取扱い工程の各工程において災害リスクが認められれば、それぞれ記載する場合もある。農業分野でのBCP対策は国際水準GAPガイドライン準拠確認の際に、美味しまね認証でも検討するよう手引きを改訂しているところ。今後基準改定の際にはBCP対策を盛り込むことも検討が必要と考えている。
・(委員)監査での指摘事項がいつにもまして多い。継続的なケアへの取組が一層必要だと感じるがどうか。
(事務局)補助事業要件化で認証取得期限があり、基準の理解を深める前に認証取得に向かっ
たケースが増えていることが指摘増加の要因の1つ。今年度は認証取得者へのフォローアップ
に重点を置いた指導を行っている。
3 その他
《畜産部会》 JGAP差分審査要領(畜産物)の施行について
・畜産物については、これまで差分審査に関する定めが無かったが、昨年度県内初となるJGAP
認証取得農場が誕生したため、このたび要領を作成。
・JGAP(家畜・畜産物)のうち、「重要」及び「努力」の項目のうち美味しまね上位基準で求めている項目を確認することで差分審査とする。
《農産部会》 認証産品において使用履歴のない農薬成分が検出された事案について
・残留農薬検査により、使用履歴のない農薬(殺虫剤成分)が基準値以下ではあるが検出。認証
品の出荷一時停止、原因究明の結果、隣接ほ場からのドリフトの可能性大。網の設置、農薬散布時の立ち会いにより対策をしていることを確認し、認証品として出荷再開された。
・《事務局》 委員に事前送付する審査・監査案件資料について
現在、チェックリストの中から不適合事項のみ切り出してPDFで送付しているが、手間がかかり審査委員への送付遅延につながっていることから、今後チェックリストをそのまま送付することとしたい。
→全員了承。