令和5年度第1回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について
日時:令和5年7月20日
会場:島根県庁 602会議室
出席者:審査委員5名、県担当者
会場:島根県庁 602会議室
出席者:審査委員5名、県担当者
議事
1 新規/更新審査
1-1 審議対象 新規20件(農産物18件、畜産物2件)、更新6件(農産物6件)について、事前資料送付により説明。うち2件(農産物2件)について補足説明。
[質疑]
・委員)審議延期とした新規No.2の方について、普及員やスタッフから指導を受けて再度審査会にかけるということか。また時期はいつ頃を予定しているか。
事務局)そのとおり。令和5年度第4回審査会を予定している。
1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・委員)No.1について、是正完了報告が遅延し、審査会に諮ることが遅れた原因は?
事務局)産地支援課から担当普及部へ再指導をお願いしていたが、その進捗状況の確認が不十分であったことが一因と思われる。
委員)再び現地審査を受審する人もいれば、1年かけて是正完了をする人もいる。不公平にならないように要綱、規定での取り決めが必要と思われる。是非検討を。
事務局)承知した。頂いたご意見を現地審査規定の改定に生かす。
・委員)完熟堆肥ではなく、未熟堆肥に植え付けているということか?リスク管理は?
事務局)ご本人から再提出された資料より、環境保全および食品安全に関する収穫物リスク評価はできていると判断した。
1-3 当日審議として委員より質問、意見
・特になし
○審査結果
26件承認。
2 監査報告
2-1 報告対象75件(農産物:上位63件、基本5件、畜産物:上位3件、基本4件)について、農産部会及び畜産部会から報告・補足説明。
《農産部会》
・上位監査No.1
→R4.5.16に監査を受審。取扱工程に関する水質検査およびリスク評価について是正が完了せず、今回の審査会になった
・その他:No.50認証一時停止案件については、3の報告事項で後ほど説明。
[質疑]
委員)水質検査がおくれたのか?
事務局)初回の一般細菌検査で基準値ややオーバー、その後リスク評価をしながら再度水質検査し、基準値クリア。その段階で是正報告を提出されたため。
《畜産部会》
・なし
2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会、畜産部会からそれぞれ説明。
[質疑]
・委員)認証取得後のフォローについて
事務局)農産部会の場合、担当普及部が主にフォローしているが、対象によってフォローの必要度合いを勘案しながら対応している。
・委員)米の残留農薬検査はどういった状態でやるのか。
事務局)玄米の状態で、環境保健公社に検査を委託している。
・委員)県内で団体取得の動きは?
事務局)基本認証から上位認証への移行の動きがみられる。団体認証は特に出雲部で活発。
・委員)漢方資材とは?コスト的に見合うのか?絞りかすを使っている?
事務局)詳細は不明であるので、今年度監査で確認をするよう現地審査員へ伝える。
・委員)「応急手当講習の期限が切れていた」という指摘が多い。講習証明書や美味しまね認証の規定、基準に日付や期限が書いていないからでは?今後の検討を願う。
事務局)承知した。
3 その他
3-1 その他の項目について、農産部会、事務局からそれぞれ説明。
1)栽培休止に係る認証継続の可否(農産物)
内容:認証者が体調を崩し、栽培ができないため知人に作業を委託している。体調が戻り次第GAPの取り組みを再開したい意向があるため、認証を一時停止としたい。
[質疑]
・委員)この方はこれまで監査を受けているのか?
事務局)R4年度認証取得のため、監査は未実施。
認証者は体調不良のため、認証者ではない人が作業を受託している。
そのため、認証品としての監査ができない、ということで今回諮っている。
・委員)今回の様な状況で、「認証継続」したいという様な場合が問題では?
事務局)おっしゃる通り。そのような場合が発生した場合も改めて審議が必要。
○審議結果
認証一時停止とし、復帰時に監査を受審し、直近の審査会で報告をした後に認証再開とする。
2)監査案件の審査の持ち方について(事務局)
内容:監査案件については原則専門部会での確認とする。特別に審議が必要なもののみ、
審査委員へ事前送付する。
[質疑]
・委員)スクリーニングはありがたいが、見るべき物は見せて欲しい。
・委員)不適合が多い案件は審査会にあげる、提出監査案件は上限を求めるなど、専門部会でのスクリーニング基準は提案いただきたい。
事務局)承知。監査案件を委員に事前送付する基準について、専門部会で協議し、報告する。
○審議結果⇒承認
■報告事項
(1)農産部会:認証一時停止案件について(2件)
・委員)一時停止が継続している2件目の事案について、認証取り消しの対応の目安は?
事務局)年度内に方向性を検討したい。
(2)林産部会:林産物(生鮮きのこ・乾燥きのこ)の国際水準GAP ガイドライン準拠確認(R5.3.20)
(3)畜産部会:今年度よりJGAP2022 に合わせた上位認証基準の改定作業を開始
・委員)ぜひ、進めていただきたい。
■次回以降の審査委員会日程
令和5年10月20日 (金) 13:30~ 602会議室
令和6年1月19日(金) 13:30~(場所未定)
令和6年3月19日(火) 13:30~(場所未定)
1-1 審議対象 新規20件(農産物18件、畜産物2件)、更新6件(農産物6件)について、事前資料送付により説明。うち2件(農産物2件)について補足説明。
[質疑]
・委員)審議延期とした新規No.2の方について、普及員やスタッフから指導を受けて再度審査会にかけるということか。また時期はいつ頃を予定しているか。
事務局)そのとおり。令和5年度第4回審査会を予定している。
1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・委員)No.1について、是正完了報告が遅延し、審査会に諮ることが遅れた原因は?
事務局)産地支援課から担当普及部へ再指導をお願いしていたが、その進捗状況の確認が不十分であったことが一因と思われる。
委員)再び現地審査を受審する人もいれば、1年かけて是正完了をする人もいる。不公平にならないように要綱、規定での取り決めが必要と思われる。是非検討を。
事務局)承知した。頂いたご意見を現地審査規定の改定に生かす。
・委員)完熟堆肥ではなく、未熟堆肥に植え付けているということか?リスク管理は?
事務局)ご本人から再提出された資料より、環境保全および食品安全に関する収穫物リスク評価はできていると判断した。
1-3 当日審議として委員より質問、意見
・特になし
○審査結果
26件承認。
2 監査報告
2-1 報告対象75件(農産物:上位63件、基本5件、畜産物:上位3件、基本4件)について、農産部会及び畜産部会から報告・補足説明。
《農産部会》
・上位監査No.1
→R4.5.16に監査を受審。取扱工程に関する水質検査およびリスク評価について是正が完了せず、今回の審査会になった
・その他:No.50認証一時停止案件については、3の報告事項で後ほど説明。
[質疑]
委員)水質検査がおくれたのか?
事務局)初回の一般細菌検査で基準値ややオーバー、その後リスク評価をしながら再度水質検査し、基準値クリア。その段階で是正報告を提出されたため。
《畜産部会》
・なし
2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会、畜産部会からそれぞれ説明。
[質疑]
・委員)認証取得後のフォローについて
事務局)農産部会の場合、担当普及部が主にフォローしているが、対象によってフォローの必要度合いを勘案しながら対応している。
・委員)米の残留農薬検査はどういった状態でやるのか。
事務局)玄米の状態で、環境保健公社に検査を委託している。
・委員)県内で団体取得の動きは?
事務局)基本認証から上位認証への移行の動きがみられる。団体認証は特に出雲部で活発。
・委員)漢方資材とは?コスト的に見合うのか?絞りかすを使っている?
事務局)詳細は不明であるので、今年度監査で確認をするよう現地審査員へ伝える。
・委員)「応急手当講習の期限が切れていた」という指摘が多い。講習証明書や美味しまね認証の規定、基準に日付や期限が書いていないからでは?今後の検討を願う。
事務局)承知した。
3 その他
3-1 その他の項目について、農産部会、事務局からそれぞれ説明。
1)栽培休止に係る認証継続の可否(農産物)
内容:認証者が体調を崩し、栽培ができないため知人に作業を委託している。体調が戻り次第GAPの取り組みを再開したい意向があるため、認証を一時停止としたい。
[質疑]
・委員)この方はこれまで監査を受けているのか?
事務局)R4年度認証取得のため、監査は未実施。
認証者は体調不良のため、認証者ではない人が作業を受託している。
そのため、認証品としての監査ができない、ということで今回諮っている。
・委員)今回の様な状況で、「認証継続」したいという様な場合が問題では?
事務局)おっしゃる通り。そのような場合が発生した場合も改めて審議が必要。
○審議結果
認証一時停止とし、復帰時に監査を受審し、直近の審査会で報告をした後に認証再開とする。
2)監査案件の審査の持ち方について(事務局)
内容:監査案件については原則専門部会での確認とする。特別に審議が必要なもののみ、
審査委員へ事前送付する。
[質疑]
・委員)スクリーニングはありがたいが、見るべき物は見せて欲しい。
・委員)不適合が多い案件は審査会にあげる、提出監査案件は上限を求めるなど、専門部会でのスクリーニング基準は提案いただきたい。
事務局)承知。監査案件を委員に事前送付する基準について、専門部会で協議し、報告する。
○審議結果⇒承認
■報告事項
(1)農産部会:認証一時停止案件について(2件)
・委員)一時停止が継続している2件目の事案について、認証取り消しの対応の目安は?
事務局)年度内に方向性を検討したい。
(2)林産部会:林産物(生鮮きのこ・乾燥きのこ)の国際水準GAP ガイドライン準拠確認(R5.3.20)
(3)畜産部会:今年度よりJGAP2022 に合わせた上位認証基準の改定作業を開始
・委員)ぜひ、進めていただきたい。
■次回以降の審査委員会日程
令和5年10月20日 (金) 13:30~ 602会議室
令和6年1月19日(金) 13:30~(場所未定)
令和6年3月19日(火) 13:30~(場所未定)