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第2回

令和5年度第2回 安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について

日時:令和5年10月20日 13:30~
会場:島根県庁 602会議室
出席者:審査委員5名、県担当者

議事

1 新規/更新審査
1-1 審議対象 新規15件(農産物14件、水産物1件)、更新8件(農産物8件)について、事前資料送付により説明。うち3件(農産物2件、水産物1件)について補足説明。
《農産部会》
・No.1およびNo.14が今回諮られなかった理由について
 →No.1は監査と併せて審査を行うため、第3回に延期。No.14は現地審査実施時期が遅延したことから第3回に延期。
《水産部会》
・イワガキの生産工程について
 →補足資料により、イワガキの生産工程について説明。今年度新規で申請を上げた方は、Iターンで海士町に来たが、研修を経て昨年度から本格出荷開始。
・委員)Iターンとのことだが、手助けは?
事務局)師匠の元で3年間研修ののち、今年度初出荷ができた。

1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会および水産部会から説明。
・委員)No.9について、ハト麦は全国4位くらいだが、最近は減少。もっとないかという話も聞いている。単収は230~250㎏程度?
事務局)この程度と伺っている。
・委員)No.11について860㎏→2,000㎏と、認証4年目の出荷数量が著しく増加する理由は?
事務局)現状が生産面積に対して収量が低く、適正に栽培管理が行われれば適正な収量になる。併せて定植本数増やすなどで対応していくとのこと。
・委員)No.13の目標(4年目)の面積が現状の倍となっていることについて、面積は確保しているが、作付けしていないということ?
事務局)当該ブランド以外の品種での面積がある。
・委員)No.5について、アピールポイントは、申請者が内容を確認してほしい。
・委員)No.3~6について、アピールシートを現地審査で確認することは無くなった?
事務局)令和2年4月1日付け改正により廃止となった。
・委員)アピールシートはHPに載せないのは今も同じ?
事務局)同じ。
・委員)「アピールシートはHPに載せます」と事前に伝えると、当事者として向き合い方が変わるかも。
事務局)アピールシートをどう生かすかは議論の途中。考えていきたい。
・委員)新規No.17のイワガキはどこへ出荷されるのか?
事務局)飲食店へ向けて出荷する。

1-3 当日審議として委員より質問、意見
[質疑]
・委員)更新No.5の水のリスク評価表について。水道については市町村のHPから水質検査結果が確認できるが、河川については、市町村管轄ではない。環境政策課にも載ってなかった。間違っているわけではないが、正確な情報があると良い。
事務局)承知した。

○審査結果
 15件承認。
 
2 監査報告
2-1 報告対象56件(農産物:上位52件、林産物:3件、水産物:上位1件)について、農産部会及び畜産部会から報告・補足説明。
《農産部会》
・今回欠番となっている案件について説明
  →4件取り下げについては、監査通知をもとにナンバリングしているが、監査通知後に取り下げがあったもの。その他は、体調不良などで延期。
・委員)監査の取り下げとは?
事務局)認証自体を辞めるというもの。

《林産部会、水産部会》
・特になし

[質疑]
・委員)取り下げの理由は?
事務局)個別から団体への移行や、認証品目の栽培中止等による経営判断によるものなど。
GAPを経営改善に活かしてもらうため、認証取得後のフォローアップをより充実させていきたいと考えている。
・委員)農場HACCPでも、辞められる方が多い。メリットがないことや、金額が発生するなど。
その点、美味しまね認証は費用もかからず良い制度と思うので、指導していただければ。
事務局)承知した。

2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
・監査No.36について
 →農産部会より、以下を説明
  ・経緯と今後の対策について
  ・事前質問の内容について

[質疑]
・委員)不適合が多いが、制度上問題はないのか?
事務局)是正数に関わらず、一か月以内に是正報告があり、それが認められれば、制度上問題はない。
・委員)取組が十分ではない点が見受けられるが?
事務局)事務局が状況を確認したが、取組を強化し、改善していくと仰っていた。監査前の点検に農業部も立ち会うことや、農業部からの定期的な声かけをお願いしている。農場としても承知されている。
・委員)農業部が今後も寄り添って頂ければ安心である。
・委員)この生産者の組織体制は?
事務局)地域の農地の受託作業を行っている。このためこうした体制としている。
・委員)自己点検の記録について、監査結果の不適合一覧を使っている例が多い。ご自身で自己点検した結果を用意してもらいたい。
事務局)仰るとおり。そういう生産者となるよう指導していかないといけない。
・委員)はかりについて、写真を見たが、この度新品を買われたということ?
事務局)その通り。

2-3 当日審議として委員より質問、意見
・特になし

3 その他
3-1 その他の項目について、農産部会、事務局からそれぞれ説明。
1)監査案件の審査の持ち方について(事務局)
  →今後の監査案件については、以下のように特別に審議が必要と判断したもののみ審査委員へ送付する
   ・不適合項目が10以上
   ・不適合の内容が法令に抵触する等、専門部会が報告必要と判断したもの

[質疑]
 ・特になし
  ○審議結果⇒承認

2)廃業に伴う認証取り消しについて(農産部会)
  →本来、要綱第16条第3項及び要領第15条第3項に基づき、認証取得者から認証 取り下げ届(様式第8号)を提出し、認証取消決定通知書(様式第7号)を通知するべきであるが、その一連の手続きが困難であるため、認証審査委員会への報告をもって認証取り消しとしてよろしいか。

[質疑]
 ・それ以外方法が無いので、特になし

 ○審議結果⇒承認

3)生産工程管理基準「きのこ(上位基準)」の一部変更について(林産部会)
  →令和5年度に入り、県内事業者の廃業などにより、きのこ生産用おがこ・チップを島根県内産で賄うことが不可能となった。このためチェックリストの、「島根県内及び中国山地」の文言を「国内」に変更したい。

・委員)木の種類は何がよく使われる?
事務局)広葉樹。なかなか近場にない。
・委員)今後はどこから供給されそう?
事務局)山口県での話もある。県内の森林組合からも話はある。

 ○審議結果⇒承認

4)生産工程管理基準「生食用イワガキ(上位基準)」の一部変更について(水産部会)
  
 ○審議結果⇒承認


■報告事項
(1) 認証一時となっていた案件の一時停止解除について(農産部会)
 →第一回審査委員会で一時停止となっていた案件について、この度認証一時停止を解除された旨、説明。
[質疑]
・委員)忙しくて忘れていたということだと思う。不適合となった水質検査の実施について、事前
に連絡ある?
事務局)本来は自分で自発的にやるものである。忘れたとしても、監査前の自己点検で気づ
くと思われる。


(2) 認証一時停止案件について(畜産部会)
  →畜産技術センターにおける生乳への洗浄混入事案について、これまでの経緯、原因、美味しまね認証における対応について説明。

[質疑]
・委員)最初に判明したのは、何がきっかけ?
事務局)成分検査を必ずするので、そこで判明。


■次回以降の審査委員会日程の変更について
 ・以下のとおりの日程となった。
  第3回 令和6年1月19日(金) 13:30~(場所未定)
  第4回 令和6年3月15日(金) 13:30~(場所未定)



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