令和5年度第3回安全で美味しい島根の県産品認証審査委員会 議事について
日時:令和6年1月19日(金)
会場:島根県庁 602会議室
出席者:審査委員5名、県担当者
議事
1 新規/更新審査
1-1 新規21件(農産物20件、畜産物1件)、更新5件(農産物4件、水産物1件)について、事前資料送付により説明。うち1件(農産物1件)について補足説明。
《農産部会》
・No.15が今回延期となった理由について
→申請書は第3回審査会向けに提出されたが、現地審査を延期したため。
既に現地審査は終えており、第4回審査会に諮る。
《畜産部会、水産部会からはなし》
1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
・委員)No.1について、EM菌の使用方法等について補足説明。
委員)米ぬか活用の取組が素晴らしいので、そのPRを是非してほしい。
事務局)承知した。
・委員)No.20について、バナナは地熱を活用して島根大学でも栽培している(10℃以上は必要)。
取組が徐々に増えている。今後栽培体系が確立していく可能性もある。
・委員)No.3について、主な作業を外部委託しているが、その点をどう評価するのか。
事務局)地域づくり活動主体の経営体で、そのうちの農業部門の役割と理解している。
委員)外部委託先の監査は、受託者が外部委託契約を基に点検をし、現地審査員はサンプリングで確認するという理解でいいか?
事務局)そうです。
・委員)No.20について、不適合に挙げられた「2.11.3.1食品危害要因として病原性大腸菌汚染の抽出」について、要因と対策は『手指の傷口からの付着防止』ではなく、『トイレ後の衛生管理』等になるのでは。手指の汚れ(病原性大腸菌)とするか、手指からの付着(病原性大腸菌)で項目を一つ追加する等の修正をするとよいと思われる
事務局)受審者及び農業部に共有します。
・委員)まだ収穫がない品目について、生産工程管理を行うことは良いが、収穫工程が未着手なので今後の監査で
フォローをしていただきたい。
事務局)追加された生産工程は次年度の監査で確認を徹底します。
・委員)No.18について、法人として教育訓練のところで不適合が多いのが心配。今後監査で増えることもありえるので、指導を引き続き願う。
・委員)更新No.3の収益としてはどうなのか?観光農園はご本人の経営判断と思うが…
事務局)(個人情報につき省略)
1-3 当日審議として委員から発言のあった質問、意見
[質疑]
・委員)減農薬の場合は、慣行栽培の○割減等、基準を記載してほしい。
事務局)承知しました。認証者に周知します。
○審査結果
26件承認(新規21件、更新5件)
2 監査報告
2-1 報告対象87件(農産物:上位79件、林産物:4件、畜産物:上位4件)について、農産部会、畜産部会から報告・補足説明。
《農産部会》
・No.5の是正報告書が不適合になった件について
→8月現地審査後、公社に期限内に是正報告を提出されたが、是正が適切とは言えず、不適合と判断。
その後、専任スタッフが再指導を行い、9月に再是正報告を産地支援課に提出され、適切な是正を確認。
R6の対応:監査前に農業部から自己点検立ち合い必要の有無を確認し、適宜対応する。
委員)なぜ、このような結果に?
事務局)端的に言えば、組合員の理解不足。農業部の立ち合い不要としたが、見込みが甘かったと思われる。
委員)美味しまね認証は取得して終わりではないため、今後も指導を続けてほしい。
《畜産部会、林産部会》
・特になし
2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・委員)No.40について、産品アピールシートで安全性をうたっているにも関わらず、是正が多いため、非常に不安(減農薬と言っているのに、農薬の項目で是正指摘あり等)。しっかりフォローしていただきたい。
事務局)承知しました。
・委員)全体をとおして、審査は良かったが監査で指摘事項が増える場合がある。この認証は継続することが重要であるため指導をしていってほしい。
事務局)おっしゃる通り。指導者、生産者にもGAPは認証を取得して終わりではないことを理解いただけるよう働きかけたい。
2-3 当日審議として委員から発言のあった質問、意見
・委員)美味しまね認証産品が多くなってきている。スーパーなどでものぼり等でPRしてもらっている。
今後もPRを進めていってほしい。
3 報告事項
(1)認証一時停止となっていた案件の解除について(畜産部会)
・畜産技術センターにおける、生乳への洗浄水混入案件の対応を畜産部会から報告。
→作業マニュアルの改訂、搾乳作業のペアリング体制の徹底、排水の目視確認、出荷乳量の共有等の是正対応を実施。3カ月以上の実践、記録をもって一時停止の解除を行った(12/15)
(2)美味しまね認証に係る要綱・要領・規程等の改正(案)の概要について(事務局)
→基本認証廃止に伴う要綱等の改正について事務局から報告。
・委員)規則の改正に係る手続きについては、第4回審査会で諮ることになる?
事務局)そのとおりです。
・委員)事前に改正案を送ってほしい。
事務局)承知しました。
4 その他
4-1 その他の項目について、農産部会、事務局からそれぞれ説明。
・茶(上位基準)の生産工程管基準に係る「国際水準GAPガイドライン」準拠確認状況
・島根県GAP生産者協議会の今年度の活動について
委員)松江の協議会設立は遅いと聞いたが?
事務局)出雲が先駆け、西部には協議会はない。
委員)情報共有も進むので、ぜひ進めてほしい。
委員)フェア開催時はアンケートを是非してほしい。特に店内飲食できる場合はやってほしい。
事務局)松江が昨年度から継続してフェアを開催しており、全県を引っ張っている状況。引き続き全県でのPRを働きかけたい。
・大阪・関西万博の「農産物の調達基準」に係る美味しまね認証産品の取扱について
全体質疑
・委員)島根県GAP生産者協議会の動きについて、どのようにお知らせしているのか。
事務局)主に美味しまね認証HP、産地支援課Instagram等でお知らせしている。
■次回以降の審査委員会日程の変更について
・以下の日程のとおり。
第4回 令和6年3月15日(金) 13:30~(603会議室)
1-1 新規21件(農産物20件、畜産物1件)、更新5件(農産物4件、水産物1件)について、事前資料送付により説明。うち1件(農産物1件)について補足説明。
《農産部会》
・No.15が今回延期となった理由について
→申請書は第3回審査会向けに提出されたが、現地審査を延期したため。
既に現地審査は終えており、第4回審査会に諮る。
《畜産部会、水産部会からはなし》
1-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
・委員)No.1について、EM菌の使用方法等について補足説明。
委員)米ぬか活用の取組が素晴らしいので、そのPRを是非してほしい。
事務局)承知した。
・委員)No.20について、バナナは地熱を活用して島根大学でも栽培している(10℃以上は必要)。
取組が徐々に増えている。今後栽培体系が確立していく可能性もある。
・委員)No.3について、主な作業を外部委託しているが、その点をどう評価するのか。
事務局)地域づくり活動主体の経営体で、そのうちの農業部門の役割と理解している。
委員)外部委託先の監査は、受託者が外部委託契約を基に点検をし、現地審査員はサンプリングで確認するという理解でいいか?
事務局)そうです。
・委員)No.20について、不適合に挙げられた「2.11.3.1食品危害要因として病原性大腸菌汚染の抽出」について、要因と対策は『手指の傷口からの付着防止』ではなく、『トイレ後の衛生管理』等になるのでは。手指の汚れ(病原性大腸菌)とするか、手指からの付着(病原性大腸菌)で項目を一つ追加する等の修正をするとよいと思われる
事務局)受審者及び農業部に共有します。
・委員)まだ収穫がない品目について、生産工程管理を行うことは良いが、収穫工程が未着手なので今後の監査で
フォローをしていただきたい。
事務局)追加された生産工程は次年度の監査で確認を徹底します。
・委員)No.18について、法人として教育訓練のところで不適合が多いのが心配。今後監査で増えることもありえるので、指導を引き続き願う。
・委員)更新No.3の収益としてはどうなのか?観光農園はご本人の経営判断と思うが…
事務局)(個人情報につき省略)
1-3 当日審議として委員から発言のあった質問、意見
[質疑]
・委員)減農薬の場合は、慣行栽培の○割減等、基準を記載してほしい。
事務局)承知しました。認証者に周知します。
○審査結果
26件承認(新規21件、更新5件)
2 監査報告
2-1 報告対象87件(農産物:上位79件、林産物:4件、畜産物:上位4件)について、農産部会、畜産部会から報告・補足説明。
《農産部会》
・No.5の是正報告書が不適合になった件について
→8月現地審査後、公社に期限内に是正報告を提出されたが、是正が適切とは言えず、不適合と判断。
その後、専任スタッフが再指導を行い、9月に再是正報告を産地支援課に提出され、適切な是正を確認。
R6の対応:監査前に農業部から自己点検立ち合い必要の有無を確認し、適宜対応する。
委員)なぜ、このような結果に?
事務局)端的に言えば、組合員の理解不足。農業部の立ち合い不要としたが、見込みが甘かったと思われる。
委員)美味しまね認証は取得して終わりではないため、今後も指導を続けてほしい。
《畜産部会、林産部会》
・特になし
2-2 事前に説明要望のあったものについて農産部会から説明。
[質疑]
・委員)No.40について、産品アピールシートで安全性をうたっているにも関わらず、是正が多いため、非常に不安(減農薬と言っているのに、農薬の項目で是正指摘あり等)。しっかりフォローしていただきたい。
事務局)承知しました。
・委員)全体をとおして、審査は良かったが監査で指摘事項が増える場合がある。この認証は継続することが重要であるため指導をしていってほしい。
事務局)おっしゃる通り。指導者、生産者にもGAPは認証を取得して終わりではないことを理解いただけるよう働きかけたい。
2-3 当日審議として委員から発言のあった質問、意見
・委員)美味しまね認証産品が多くなってきている。スーパーなどでものぼり等でPRしてもらっている。
今後もPRを進めていってほしい。
3 報告事項
(1)認証一時停止となっていた案件の解除について(畜産部会)
・畜産技術センターにおける、生乳への洗浄水混入案件の対応を畜産部会から報告。
→作業マニュアルの改訂、搾乳作業のペアリング体制の徹底、排水の目視確認、出荷乳量の共有等の是正対応を実施。3カ月以上の実践、記録をもって一時停止の解除を行った(12/15)
(2)美味しまね認証に係る要綱・要領・規程等の改正(案)の概要について(事務局)
→基本認証廃止に伴う要綱等の改正について事務局から報告。
・委員)規則の改正に係る手続きについては、第4回審査会で諮ることになる?
事務局)そのとおりです。
・委員)事前に改正案を送ってほしい。
事務局)承知しました。
4 その他
4-1 その他の項目について、農産部会、事務局からそれぞれ説明。
・茶(上位基準)の生産工程管基準に係る「国際水準GAPガイドライン」準拠確認状況
・島根県GAP生産者協議会の今年度の活動について
委員)松江の協議会設立は遅いと聞いたが?
事務局)出雲が先駆け、西部には協議会はない。
委員)情報共有も進むので、ぜひ進めてほしい。
委員)フェア開催時はアンケートを是非してほしい。特に店内飲食できる場合はやってほしい。
事務局)松江が昨年度から継続してフェアを開催しており、全県を引っ張っている状況。引き続き全県でのPRを働きかけたい。
・大阪・関西万博の「農産物の調達基準」に係る美味しまね認証産品の取扱について
全体質疑
・委員)島根県GAP生産者協議会の動きについて、どのようにお知らせしているのか。
事務局)主に美味しまね認証HP、産地支援課Instagram等でお知らせしている。
■次回以降の審査委員会日程の変更について
・以下の日程のとおり。
第4回 令和6年3月15日(金) 13:30~(603会議室)